江戸らくご人形は、数ある古典落語の演目からなじみ深いものを選び、その話を象徴するシーンを切り取ったお人形です。

落語の世界から飛び出してきた表情豊かなお人形につられて、見ている方も笑ってしまったり、泣けてきたり、日々の生活にちょっとした潤いを与えてくれます。

頭山は古典落語の一つで、ケチな男がさくらんぼの種を捨てるのがもったいなくて飲み込んでしまうと、その種がおなかの中で成長し頭から桜の木が生えてきてしまう。

木はどんどん大きくなり、葉をつけ、花が咲き、近所の人たちはその山の上り花見を始めてしまうというシュールなお話です。

2002年にはアニメーション作品にもなり、アカデミー賞短編アニメ賞にノミネートされております。

大きな桜の木と、困った表情が特徴的です。

着物の色の違う「緑」「桜」「墨黒」の三種類をご用意しました。