文七元結小梅散し
¥16,500
(税込)
江戸らくご人形は、数ある古典落語の演目からなじみ深いものを選び、その話を象徴するシーンを切り取ったお人形です。
落語の世界から飛び出してきた表情豊かなお人形につられて、見ている方も笑ってしまったり、泣けてきたり、日々の生活にちょっとした潤いを与えてくれます。
文七元結(ぶんしちもっとい)は三遊亭圓朝が創作した人情噺で、これが出来れば一人前の難しい演目とも言われております。
左官の長兵衛は、腕は立つのだがばくち好きか高じて借金を抱えてしまい、娘は身売りを覚悟してまでお金を工面しようとする。
その帰り道、吾妻橋のところに通りかかると、若い男が身投げをしようとしている。話を聞くと預かった大金を無くしてしまい死んで詫びようと言うのだった。
お人形は長兵衛が若い男に大切なお金を渡そうとするシーンで、情けないような何とも言えない表情をしております。
着物の色柄の違いで「縞小紋」「小梅散し」「寄せ柄」の三種類をご用意しました。
| 本体サイズ | W7㎝、D7㎝、H8㎝ |