江戸らくご人形は、数ある古典落語の演目からなじみ深いものを選び、その話を象徴するシーンを切り取ったお人形です。

落語の世界から飛び出してきた表情豊かなお人形につられて、見ている方も笑ってしまったり、泣けてきたり、日々の生活にちょっとした潤いを与えてくれます。

あくび指南は古典落語の一つで、八五郎が道を歩いていると友人の熊五郎にばったりと出会い、なんでも熊五郎はこれから「あくび」の稽古に行くと言う。

「あくび」の稽古に興味を持った八五郎はついていくことにしますが……

お人形では稽古についていった八五郎があくびをするシーンを再現しました。

大きな口と締まりのない表情が眠気を誘いますね。

着物の色の違う「小豆」「白茶」「鉄紺」の三種類をご用意しました。